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18年10月のツーリング

今年はキノコが豊作。でも野生のキノコには恐ろしくて手が出せない。この悶々とした心を軽やかにするパワーズツーリング。
どこへ行くのかもわからないまま国府津パーキングに集合するスリルとサスペンス。そして、当日まで誰が来るのかわからないからこその、久しぶりの再会の驚きと喜び。そんな人々の悲喜こもごもを適当にいなして走るパワーズツーリングに出かけましょう!


ま、どこへ行くのかわからないと言いつつも、そこはショップツーリング。今日は、前回一周に付したU田ちゃんご希望の片瀬白田の刺身定食と密かに決めていました。密かに決めても意味がないと気付いたアナタ、さすがです。

「U田ちゃん喜んで、今日は刺身定食よ!」それなのに、彼の背中は浮かない様子。なぜなら愛車YZF-R1にキズが付いてしまったからなんですね。聞けば、徐行Uターン中におじさんのヨークシャテリアか、ヨークシャテリアのおじさんと紆余曲折あってバイクを静かに寝かせたと。しかし全身全霊で重力に抗った彼の筋力によって、奇跡的にこの立ちゴケでカウルに傷はつかなかったのです。



皆、口では大したことなくて良かっただとか、ラッキーだとか言っておりましたが、集合写真ではわずかに付いてしまった小さなキズを容赦なく指摘していきます。



まったく酷い人たちです。あれ?一番楽しそうにしているのは筆者とM田、かな?……さあ、悲しい出来事は早く忘れて美味しい刺身定食を食べに行きましょう。


本日のルートは刺身まっしぐらコース。箱根新道から十国峠、熱海峠で伊豆スカイラインに乗ります。最近慣れ親しんでいる ”お得用往復チケット860円(280円お得!)” で伊豆スカ全線を走り、R135で東伊豆を片瀬白田まで南下します。

熱海峠料金所で一休み。



R135で赤信号停車中、M田のSV650タンデムシートに無断で乗車する虫を発見。こともあろうに、触ると異臭を放ってお怒りになるカメムシ様である。うかつに払ったりすると異臭の祟りに遭うことから、私たちは畏敬の念を持ってこの虫をカメ様と呼んでいます。あまりに危険なのでM田には内緒にしておきました。


そんなこととは露知らず、幸いカメ様の祟りに遭わなかったM田も無邪気なまま片瀬白田「美すず」さんに到着しました。
待ってましたの刺身定食。この新鮮な刺身定食の美味しさについては、何度も書くと読者の皆さんに嫌われかねないので、ぜひ2018年3月のツーリングを参照されたい。


奥のK嬢は刺身をサクで丸かじりするほどの刺身好き。手前ではO塚氏に刺身に添えられた菊の花をあーんするU田氏。幸せなランチの光景です。「美すず」さんは片瀬白田の海沿いにあるので、食後は雅な景色も楽しめます。


お腹いっぱい、お天気最高、青い海に大島。景色に見入る皆さんの心中はコレ。
K嬢:まぁ、島が見えるわ!
O塚氏:700年もの間王の帰りを待っていたのだ。
U田氏:見ろ!人がゴミのようだ。
S川氏:口を慎みたまえ君はラピュタ王の前にいる。
M田:目がぁ目がぁぁぁぁ!
パワーズ社長:バルス!

んなわきゃーねぇので、もう一度。

K嬢:まぁ、大島が見えるわ!
O塚氏:アレ三原山ですねぇ。
U田氏:帰りはちゃっちゃと走るぞ。
S川氏:ハンドル換えたら調子いいなぁ。
M田:島ならデカいの釣れそうだな。
パワーズ社長:バルス!



滅びのまじないの後は繋がって遊びましょう!

ここで見逃せないのはM田のいやらしぃ〜手が、K嬢の腰をモミモミしている点です。表情が紛れもなくやらしいおっさんです。


K嬢の「手が動いてるんですー!」という訴えに、「こらっ!おっさん!!」と叱ったら、何故かパワーズ社長の手が離れました。何かやましいことがあったのでしょうか?しかし、当のM田には悔い改める気配もありません。それにしても、こんなセクハラにお構いなしにポージングを続けるメンバーとK嬢のやられ強さが素晴らしい。



こちらは初めての試み、顔面に重きを置いた新しい規格の集合写真です。テーマは喜怒哀楽。
誰がどの感情を表しているのか一目瞭然です。が、O塚氏だけが何の感情なのかわからない。と思ったら、彼は一つの表情ですべての感情表現を網羅するという荒業を披露していると気付きました。いやぁ感服しました。



いつまでも遊んでいると日が暮れちゃうぞとパワーズ社長に促され、そそくさと出発。R135を北上し、大室山を迂回する遠笠山道路を経て天城高原から伊豆スカイランへ。ハンドルを変えて絶好調なM1100Sを先頭に、気持ち良く空いているワインディングを快走し亀石パーキングまで戻って来ました。


亀石で休憩中シートの高いR1に跨ってみろと勧められ、足が届かないと言いながら跨るK嬢、身長158センチ。なんだ、届いてるじゃん。R1って意外と足つき良いのね。


ウソです。R1の購入を検討している方にはとんだトラップ情報でございます。この足は後ろでバイクを支えているU田ちゃんの足。彼女の足は両方ともステップの上にあります。でも、そんな彼女が乗っているのはGSX-R1000。


停まる度に遊んでいるのでいよいよ時間が押してきました。日が暮れる前に帰りましょう。ところがこの後、箱根新道は全線自然渋滞。秋の行楽シーズンを思い知ります。西湘バイパス橘パーキングエリアに着いたときには、かなり暗くなってしまいました。

パワーズ社長は用事があるので一足先にご帰宅。その代わり、偶然ここで会ったM田のお知り合いの紳士をナチュラルに巻き込んで集合写真です。もちろんこの紳士とは、M田以外は初対面ですが何の違和感もありません。

今回のレポートは、物思いにふける秋に相応しく「人々の悲喜こもごもとツーリングの相関性」をテーマにお送りしました。人とのコミュニケーションに欠かせない豊かな表情筋。これは安全なツーリングのためのライディングスキルに相当し、両者は歌って踊れる楽しいツーリングにもまた不可欠であるということが白日の下に晒されたと言っても過言ではありません。
パワーズ一同お客様と共に、O塚氏の絶妙な表情を参考に日々鍛錬に励んで参る所存でございます。お疲れ様でしたぁ〜。


さて、次回のツーリングは11月18日(日)今年最後のツーリングになります。お友達も誘って、顔面の筋肉鍛えて、ぜひご参加くださいね!