’16年7月のツーリング
3月以来お天気に恵まれなかった2016年ツーリングですが、ようやくの開催です。
曇り空は猛暑より歓迎ですが3連休の中日で渋滞必至。初参加のスカイウェイブ氏を迎えて、行ってみましょー。
集合早々1100R氏から衝撃の告白。このヨシムラマフラーは実はステッカーチューン。
でもこのステッカー、一枚1000円もする。そんなに高価なステッカーなら5馬力は上がってますから大丈夫です!
今年最初のツーリングですからいつものコースで穏便に。箱根新道、十国峠、熱海峠から伊豆スカイラインへ入って参ります。ところが、箱根新道中腹以上は濃霧。肌寒い気温は有難いのですが、十国峠では視界5メートルになり、伊豆スカ熱海峠料金所でもこの有様。そこで急きょコース変更。伊豆スカへは入らず県道11号で函南、さらにR136で修善寺へ下ることに。
霧から逃れはしたもののR136はやはり渋滞。みなさん淡々と紳士的に走っております。そんな中、筆者のバイクは水温計常時105度。容赦なくファンが回り、カウルの隙間から熱風を吐き出します。信号待ちでGSX1100R君が隣に停まると、一帯の気温があからさまに上昇し、悟りの境地へ続く苦行の世界を一緒に味わえます。
途中コンビニで水分補給。ここから西伊豆の海へ出て 美味しい海鮮をいただきたいという希望もありましたが、そこには淡島マリンパークや 三津シーパラダイスがあり、激しい渋滞が予想されるためこれを却下するという脆弱ぶり。もっとも、もっぱら反対して
早く山へ上がりたがったのは他でもない私です。今、冷房の部屋でこれを書きながら深く反省しております。汗だくでも海鮮にありついた方がツーレポネタとして優れていたと言わざるを得ません。
ごめんなさーい。
オッケーグーグルのパワーズ社長はその後のコース確認に余念がありません。近年スマホの利便性に目覚め、やおら液晶に向かって話しかけております。お友だちのいない子みたいに見えますが、そんなことはありません。毎週のようにゴルフで遊んでくれる お友だちがおいでです。
修善寺から県道12号へと入り、緩やかな峠道で冷川。冷川で伊豆スカイラインに入りました。お昼ご飯は「ぷくぷく」さん。エアコンの効いた涼しい座敷で冷たいお蕎麦をいただきます。生き返るぜー。
生き返った勢いのままにぷくぷくさん駐車場にて集合写真です。 あっらカワイイ。
撮影係りの筆者は単独で。ブーツがガムテープ仕様です。バイクからの熱風によって底のボンドがはがれました。
ほとんどスリッパ状態です。夏のフルカウルはボンドも溶けます。
冷川から熱海峠までは交通量も少なく快適な道のりでした。水を得た魚の如く走り去ってゆくあなたたち。水分を多く含んだ冷たい空気が心地よく後方へ流れていきます。熱海峠料金所で全員合流。ここまでは視界も良好。しかし、この先十国峠は依然霧が立ち込めたままでした。次の合流地点は
西湘バイパス橘パーキング。 箱根新道の途中から霧が晴れて気温が上がります。
再び橘で全員合流。初参加のスカイウェイブ氏はどっと疲れたご様子。今夜はきっと泥のように眠れることかと存じます。
橘パーキングのポールちゃんにすり寄って、本日のツーリングを〆させていただきます。
次回はやはり海鮮ですよね?海鮮、承りました。
次の開催は9月18日(第三日曜日)。あろうことかまた3連休の中日ですが、海鮮の下調べに邁進して参ります。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております!
P.S.
橘で解散後、灼熱のエンジンを股間に抱えて渋滞と戦う国道1号線。パワーズにたどり着く頃には苦行の果てに悟りが半開き。しかしここからはパワーズ社長のW1(1971年式)タンデムで帰宅。旧車ゆえ、もう発熱などしない涼しいバイク。のみならず、お尻がかゆくなる振動は血行を促進し、疲労回復、滋養強壮、肉体疲労時の栄養補給に最適と、旧車の真理を会得するに至りました。これも苦行の賜物にございます。
P.P.S.
しかし、風呂に入る頃には正気に戻り、悟りの半開きではなく脳ミソの半壊れだったことに気付きました。気付けてよかったぁ。