’14年4月のツーリング

3月のツーリングレポートを知ってか知らずか、今回は多数の「恐らく目にきている世代」の皆さんにご参加をいただいてのパワーズツーリング。大変嬉しいです!いえいえ、「これで一人ぼっちにならないぜ。」とか、そういうことではなく、初参加の紳士が多かったことがですよ。もちろん。

出発前の国府津パーキングは12名で集合写真。その直後に3名到着してパワーアップ。更に走り出す直前に2名追加。しかし出発直後の早川で遠方からの3名が怪しい天候のため離脱。

問1:メンバーは全部で何人でしょう?式と答えを書きなさい。
※答えはメールでお送りください。正解者の中から毎週抽選で5名様にパワーズM田の愛の接吻をプレゼント!
今、「げげ!M田の接吻かよ」って言いましたね?そんなこと仰ると、ご来店の際に強制的にさしあげますよ!



この日は今にも降り出しそうな空で、国府津から見る箱根の山は白く煙っておりました。とりわけ午前中は予報が良くなかったので、海沿いのルートを選択。R135で川奈まで下り、太田水産さんでお昼を食べながら天気と相談です。



熱海市街。いかにもツーリングな風景で川奈へ。ところが到着してみると太田水産さんは満席でした。我々も大所帯ゆえ、全員が納まるには 時間がかかりそう。そこで、皆さんが道端でご歓談の間に筆者は今日の相棒CB400SBと共に川奈港の海女屋さんへひとっ走り。バイクで5分程度の道のりですが、普段、やじろべえかタンクバッグかの様相でSSにしがみつく筆者にとって、CBは エンジンはスムーズだわハンドルは切れて小回りきくわで、正に自由を絵に描いたような良いバイク。よって、疾風のごとく海女屋に14名の座席を確保し、「オレってイケてるツアコンか?」と自画自賛しながら皆の到着を待ったのです。
が、今思えば電話で確認って手もあった。



何はともあれ一同ご到着。そして海女屋さんの駐輪場を占拠。



美味しい海鮮でお昼ご飯です。



食後には、観光地の証明ともいえる顔はめ看板でポーズ。ここは外せませんね。また、I藤夫人もM田もよく似合うことコレ。もちろん褒めてます。


天気も持ちこたえそうなので、帰りは山道を楽しむことにしました。宇佐美大仁道路で亀石。熱海峠、十国峠を経て箱根新道、西湘バイパス橘へと戻ります。



伊豆スカイライン亀石PA。これはS木氏のGT750。半年がかりで、自らこつこつ再生した名車。手塩にかかりすぎです。腹の下までピカピカのGTなんて、なかなかお目にかかれません。現在マイバイクがない筆者には、この溺愛ぶりがジェラシーを誘ったので、DR氏に乗っかってもらっちゃったもの。
ちなみに、今日彼はDRではなくGSX-R1100で参加なので血が出るほど寒くありません。よかったです。








曇天のせいか、亀石パーキングはとても空いていました。それは同時にのびのびと芸術活動ができることを意味します。

たとえ初参加のGSR750氏が後ろの方で他人の振りをしても、
たとえMr.TRXの瞳がブルーで英語で小さな抵抗をしても、
コレをやらないで帰すわけには参りません。











powers touring 20140420
やっだステキ。推定平均年齢50歳のラインダンス。未だかつてこれほどまでに、世の中年ライダーに勇気を与えるラインダンスがあったでしょうか。こうなると、誰と手を繋いでいるのかよくわからない。でもそれは決して、若い女の子ではない。恐らく彼らの日常にはないこの絵面は、バイクに乗っている休日だから可能なのである。バイクってステキだ。また、ライダーは世代を超えてステキだ。え?子供には見せられない? んん~、確かに。



さて、ビューテホーな芸術を敢行し、 ミッションから解放された面々。雨が降る前に帰還します。
ところが、亀石を出たとたん雨がちらほら。大したことはなかろうと高を括っていたが、熱海峠では路面が完全にウェット。十国峠で立派な雨と霧になり、気温が下がり、指がかじかみ、挙句の果てには冷たい雨がジャケットを貫通し、やがておパンツが濡れていく感覚を味わいながらのライディング。 寒いぃぃぃ。
きっと全員が海沿いを帰ればよかったと後悔していたに違いありません。今日は山に登っちゃいけない日だったのです。



案の定、市街地に下りると気温も上がり、西湘バイパスは路面もドライ。しかし、すでにすっかり濡れて冷えてしまったので橘PAで体温回復休憩です。


N野くん、こう見えておパンツが 大変残念なことに なっております。









皆さんもご存じのとおり、バイクに乗っていると天候や気温などで時々エライ目に遭います。でも、これが悲惨であればあるほど、後に楽しい思い出になったりもします。しかし今回は経験豊富な面々。皆さんのステディな走りを見る限り、この程度の悪天候は序の口だったのかも知れません。(筆者はヘルメットの中で寒いの冷たいのとピーピー言っとりましたが。)

ある年齢に達しても、趣味の一つにバイクがあるのは実にカッコいいことだと思います。
バイクは楽しいだけじゃなく、キツかったり怖かったりする。それを楽しむ姿勢が少年の心を失わせないのかしらと、彼らを見ていておばちゃん、男の子でないジェラシーを感じるわけです。

カッコいいじゃないか、アラフィフ ボーイズめ。くそー、バイク買ってやるぅ。

次回は6月15日(日)です! また来てね!!