’12年7月のツーリング
話しっていうのはね、実はアタシ見ちゃったんですよ。
あの晩あなたが、あのマンションから走って出て行くの。写真もあるんですよ、ホラ。
この写真、買ってもらえませんかねぇ~? イヤならいいんですよ。マスコミに売るだけですから。
へっへっへ。
そしてこの男は番組開始15分後、都内の公園で死体で発見される。
パワーズ事件簿「暗雲立ち込める霧の箱根ワインディングめぐり 秘湯へは寄らないが伊東へは寄る パワーズ社長先導のルート136灼熱の罠」サブタイトルはこれくらい長くしとけばいいでしょうか?
M田のアップが火サスタッチのスタートを余儀なくさせましたが、ご覧のとおり暗雲が立ち込めた箱根方面。
山は絶対雨だもの。
つい腰が重たくなっちゃって国府津でうだうだ。それでもとりあえず箱根新道を登ってみようと いうことになり、集合写真を撮って出発します。後のことは後で決める、行き当たりばったりでGO。
で、箱根峠はこのあり様。想像通りです。仕方ないのでこのまま国道1号を三島へ下り、136号を修善寺方面へ。
渋滞の市街地136号線は、箱根峠との気温差15℃(体感)の灼熱。ファンは回るわ、どこへ行くのか不明だわ、500ガンマ氏は幅20センチの縁石の上でアクロバティック・ランだわ
???
コレ暑くてもうアカンかもしれん。と思ったそのとき、先導のパワーズ社長、おもむろに県道19号を左折。
県道19号は亀石に向かって峠を上るルート。気温はみるみる快適になり心地よいワインディングが続きます。前方を走るM橋夫妻。GSX-R1000タンデムでスマートに走るのは、後ろの妻がバックパックのようだから?
あ、いやいや、ご主人のライディングテクニックが優れているからですね。はい。
さてさて、一気に峠を越えて伊東に到着しました。
お昼ご飯は伊東の「開福丸」さん。
アジのたたきで有名なお店ですが刺身も絶品です。 新鮮な魚が売りの店ですから、注文は全員刺身定食!がフツーなんですが、筆者はエビフライ定食。
いつものことですが、こういう場所で刺身と関係ないものを注文すると、軽い非難を浴びます。
ちょっとだけ魚が苦手なんだと言い訳をすると、同情されます。
気の毒そうな顔のT宮くん。
え?そんなに?
もしかしたらアタシ不幸なの?
さ、刺身定食が何だってんだぁぁぁ
霧も晴れたようなので、帰りは亀石から伊豆スカイラインに入りました。ちょっとコーヒーブレイク。
一番奥にちょろっと見えるトリッカー。T宮くんは今回も果敢にトリッカーで参加。毎回大冒険です。
宇佐美大仁道路の登りでハヤブサを抜いてきたって?ミラクルか?!
彼は常に、ガス欠&エンジンブローの危機と戦っています。番外編「トリッカーの大冒険」連載する?
途中十国峠は多少の霧が残っていましたが、天気はかなり回復し、西湘バイパス橘パーキングエリアに戻ってきました。
助手:なぜ500ガンマ氏は、あのとき縁石の上を走っていたんでしょう?
探偵:あまりの暑さに、ぼーっとしたらしいよ。
助手:えっ?あれは技を見せたんじゃなかったんですか?
探偵:ただのアクシデントだ。コレで事件は解決だな。