番外編
原チャリで行く
2015年正月ツーリング
(元旦〜2日)



元旦の朝、家を出て程ないところのスーパーの入り口に人が大勢並んでいた。
「正月早々セールに並ぶなんて物好きだな。」と、いぶかしげに眺めながら、通り過ぎた直後に気が付いた。
正月早々原チャリに乗ってツーリングに行くヤツにだけは、物好きとか言われたくないだろう。へへ。
しかも今年の正月は、ここ数年で最も寒かった。しかし我々も、ダテに毎年走っていない。
防寒体制は完璧だ。グリップヒーター、ハンドルカバー、風防は当たり前。
アンダーウェアはシャツ、モモシキ、靴下と、脱げばヒートテックのもじもじ君である。
例年のように国道1号線をひた走り、集合場所の早川のコンビニへと走り初メェェェ〜です。
ひつじ年だから?お?



さて、今年は総勢12名の物好きが参加。
タンデムの大型と250を含む11台です。
昨年、25年振りに大型バイクに復帰したI 氏は
日常の足と今回のツーリングのために
年末にアドレスV125リミテッドを新調!
皆が「寒い」を連発する中で、
「シートヒーターで汗かいちゃうよ〜。」とニコニコ。
っくぅ〜、ちきしょー羨ましい。
毎度ご愛顧ありがとうございます。






小田原あたりから急に強くなった寒風。顔面が寒くて、ヘルメットを被って走ってる方がマシなので、
毎度お馴染みのルートで出発です。R135で熱海、県道11号で函南に抜け給油。その先のファミレスで軽い昼食をとり、
この寒さですから峠越えは避けて、長岡から江浦湾へ。あとは海沿いに戸田まで行けば凍結はない。




途中の大瀬崎で「2015」を作成。

う〜ん、「5」が

こころもち

遊星からの物体X?








この窮地を打開するために、即座に、新年芸術創造振興協会
通称 NACPA ( New year Artistic Creation Promotion Assosiation ションション ) による緊急首脳会議が招集された。



最高技術責任者 CTO / DR氏
「2次元はどうでしょう?こんな風に。」

最高リスク管理責任者 CRO / M田
「これなら安全性も確保できます。」

最高執行責任者 COO / 筆者
「会長!これに賭けてみましょう!」

最高経営責任者 CEO / I 氏
「そこまで言うならやってみたまえ。
全責任は私が取る!






そして2次元で再作成。

う〜ん、全体像が

こころもち

漂着しちゃった人たち?








2次元の場合、撮影にドローンが必要みたいです。
特定非営利団体であるNACPAとしては予算が限られているので、ドローン導入の予算捻出が今後の課題です、会長!



ま、細かいことは来年考えるとして、
とりあえず繋がってみます。

顔面があまりにも寒いので、
思わず先頭で愛を育んじゃう
DR氏とT宮くん。

ところで、その後ろの黒いの、
あーた誰ですか?








誰だかよくわからなくても、
仲良く繋がります。













寒さに追い立てられるようにして戸田港までやって来ました。
しかし強風で海がジャブジャブ。恒例M田の釣りのため、湾奥の御浜海岸へ異動します。






アドレスV125のメットインから
取り出した振出し竿で、
今年はサーフから
奇跡のヒラメを狙います。


一年中海に向かって竿を振ってる男、M田。
シーズンさえ良ければ歩く鮮魚市場である。
キャンプ先で海辺に放っておくと、
必ず魚をぶら下げて帰ってくるのだ。

我々は火を起こして待っているだけで良い。






浜の反対側には
日向ぼっこしながら
奇跡のヒラメを待つ
メンバー。

ここは風裏で、
少し暖かいです。








M田のヒラメを待つ間、おもむろに取り出したワンバーナーで、DR氏はお紅茶をいれてくれます。
今年はアールグレイ。そして、お紅茶の香りと共に元旦の一日が暮れてゆきました。
もちろん、奇跡のヒラメは見ないまま。我らが鮮魚市場も冬には勝てないようです。 ささ、お宿へと参りましょう。







ご宿泊はもちろん、
新鮮な海の幸をたらふくいただける
P.D-FLY さん。

とっとと防寒着を脱いで、
お風呂に入り、ビールを開けて、
愛おしい晩御飯に備えます。








そしてコレ。待ってましたの刺身やキンメ。



キンメ争奪戦はその頬や胸の肉が絶品で少量であるため毎年熾烈を極めるが、今年は更に悪いことに同じ皿のキンメを強豪M田、T宮と奪い合う席の配置になってしまった。もはや流血は避けられないと思った矢先、T宮から和平条約が提案された。奪い合って戦うよりも、平等に分け合おうというのだ。しかも我々の皿が空になったら、連合軍を結成して隣の皿を攻めるという秘密条項付きである。こうして、毎年敵対していた強豪3国は「コレあげるぅ〜。」などと言って、楽しく穏便にキンメを平らげたのである。これが世に言う「戸田キンメの乱 無血完食」だ。しかし意外だったのは連合軍が隣の皿に攻め入ったとき、すでに隣国の皿も空だったことだ。キンメ途上国と思われた人々は次第に力を付けており、今後一層この戦いは規模を拡大し激しいものとなるだろう。また、金に代わってキンメが世界の通貨となるのは、そう遠い未来ではない。


食事中はキンメの乱で忙しかったので
写真がありません。
あっという間の食後の団欒。
手前に、
おっさんになったゴマちゃん
みたいのがおる。

そりゃ、写メも撮りますわ。
住民票もあげますか?
あ、持ってますか。






大変失礼いたしましたH田先生。
これは先生の秘技「鼻コーンチョコ」。我々も先生の教えに従い、秘技に挑戦。






先生によると、
秘技にはコーンチョコが最適とのこと。
以前、ジャンボコーンで修行中に
すっぽり鼻の中に入ってしまい、
あわや、こんな姿で医者送りか!
という窮地に立たされたことがあったという。

やはり秘技は、命懸けである。








そんな修羅場をくぐり抜けてきた先生は

秘技「鼻タラ松葉」も難なくこなす。












秘技の傍らで皆さんご歓談。M田は仮眠。寝れば当然、何かしらにはなる。





仮眠で元気を取り戻したM田。
今度はH田先生の秘技をねぎらう
足ツボマッサージをサービス。

横でゾウアザラシの子供が
「ボクにも足ツボやって。」と、
順番を待っています。











M田出張足ツボマッサージは
至れり尽くせりの
背骨矯正サービス付き。

H田先生は「はうっ!」と
言ったきり、静かになりました。

癒えたんだと思います。














そうこうしているうちに、
お布団が敷かれて、
良い子の就寝か?
まだ宵の口なのに
やけに早いじゃないかと思ったら、
大間違い。







ここからが本番でした。大盛り上がりに盛り上がったまま深夜まで宴は続き、空き瓶の山が築かれていき、正しい正月の宵が更けていきました。





そして、
あんなにはしゃいでいたのが嘘のような
口数の少ない朝ごはん。
飲み過ぎと寝不足で大人しい。

ご飯はとてもボリュームフルで
美味しいのです。
黙ったままですが、
3杯飯を食べている人もいます。












しかし、食事が済むとこの有様。部屋は ちょ〜〜〜オーシャンビュー、窓の外にはこんなに美しい富士山。





P.D-FLYさんを出発した後は、とりあえず金冠山のドライブインで目覚めのコーヒー。左が写真の富士山、右がリアル富士山。






金冠山で楽しく集合写真。しかしこのときの我々には、伊東が雪で閉ざされていることなど知る由もなかったのです。


峠越えで修善寺、県道12号で冷川、更に冷川峠を
超えるべく県道59号へと細い峠道を進むにつれ、
路肩が白くなり、道がシャバシャバになり、
遂には路面全面が白いコーナーに遭遇。
戻ってきた偵察T宮くんが、「この先真っ白」と報告。
雪の上でアドレスのテールを滑らせて遊んでいる。

地元のおじさんも「夕べはずいぶん降ったらぁ。
伊東市内も積もったらしいら。」と、
親切に教えてくださった。





大型のタンデムもいることだし、ムリに進むこともないのでUターンです。


県道12号で伊東市内の端っこまで戻り、
チェーン規制を高らかに歌う町内放送を聞きながら、
原チャリ安全推進委員会 首脳会議。
通称GSPC (Genchari Safety ・・・まぁいいか。)


結局、雪や凍結を避けるために海沿いのR135に出て、
渋滞をすり抜けながら帰ることにしました。

実際、それはそれは見事な渋滞でした。







それにしても、12人もいて誰も雪のことなんて考えてなかったですよ。行きはあんなに警戒してたのに、着いちゃったら宴で忙しくて。聞けば、横浜も平塚もたいそうな雪だったらしいじゃないですか。いやいや、雪でUターンなんて、珍しいことです。実はね、いつも参加賞300円のM田が年末ジャンボで3,000円当たったらしいんです。アタシはねぇ、コレが雪の原因なんじゃないかと踏んでるんです。ウチのかみさんがね、M田さんは関係ないわよって言うんですけどね。あ、も一ついいですか?本年もパワーズ一同精進して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。